2012年1月10日火曜日

ウイダートレーニングラボ

こんにちは!
管理栄養士の清野です。

今日はサポートしている高校野球の現場の話です。

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一見普通のカレーライス。

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一見普通のおにぎりと具沢山けんちん汁。

実は、これ選手たちの「補食」なんです!!

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夕方の練習が終わったら、
この補食を食べて、そのあとの夜練習を行う。

そして帰宅してその後また夕食を食べる・・・・

といった形の食環境を今年のオフはチームで作りました。

保護者会から補食費用のご協力をいただき、
その中で、寮母さんに毎日日替わりのメニューをだしていただき、
練習直後のプロテインと一緒に食べる。

練習直後の補食が大事と口では言うけれど、

「じゃあどうやったら実践できるの?」

そういったところまで、責任をもってサポートすることが大切だと思います。

モノ(食べ物) を動かすには

カネ(費用) が必要で、 カネを動かすには

ヒト(寮母さん、保護者会、監督、部長) を動かさなくてはいけなくて、ヒトを動かすには、、、

さて、何を動かせばいいのでしょうか?


答えは様々だと思いますが、、、

僕は、

「心」

を動かす事が最も大切だと思っています。

「心」が動けば「ヒト」が動くし、
「ヒト」が動けば「カネ」も「モノ」も動きますからね。

そのように現場をマネジメントしていく能力が、
スポーツ栄養士と呼ばれる職種には絶対に大切だと感じています。

その環境を作ったうえでの「選手教育」が初めて活きるんですよね!

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写真は、実際に選手たちと、
この補食の取り組みについて徹底事項を確認するための、
ワークショップを行っている場面です。

指導の中には、
様々なワークを取り入れ、
選手たちが自発的に栄養面について動いていってくれるように、
働きがけることを心掛けています。

今回は、
このお金をかけて、たくさんのヒトの協力を経てまで実施している、
補食の取り組みの目的は大きく3つだよ!
ということを指導しました。

①練習量をしっかりと確保できるためのエネルギー補給のため

②効率的なリカバリーを促すため

③効率的にトレーニングの効果を引き出し、除脂肪体重をアップさせるため

球児には、このような目的、意義を理解してもらった上で、
補食の取り組みを実践していってほしいですね!!

次回はラグビーネタをアップします!

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