2012年1月24日火曜日

岳南鉄道!(2)気まぐれ乗車体験会:テキトー鉄 @赤坂の鉄道備忘録:So-netブログ

あらすじ

岳南鉄道を訪ねた私。
貨物列車の撮影をしていたら、駅員さんから機関車の体験乗車に誘われた。

 


1/14 10:09 比奈駅にて。この日体験乗車できたのは、左のED402号。

 

「気まぐれ乗車体験会」と名づけられたこの突発的イベント、なんでも昨日(1/13)から始まったらしく、入換作業の無い時間には積極的に乗車体験会を開くようにと「本社から」お達しが出ているそう。
なんと献身的な。・・・鉄道ファンの為に、ここまでしてくださるなんて。

平日・土曜に開催され、体験費用は1500円。ED501のあしらわれた硬券フリーきっぷ(大人用・子供用1枚ずつ)が付いてきます。
この日はED402号を使っていましたが、平日は老兵・ED501号が使われる可能性大だそうです。
老兵に乗ってみたい方はぜひ、有給の申請を。


機関助手の席に座らせていただき、手元のレバーを操作して汽笛を鳴らすと・・・機関士さんが、ゆっくりと機関車を動かし始めました。


機関車はトコトコと200m程進み、荷役ホームの近くまで来て停止しました。
このアングルで、専用線の撮影ができるとは。


もう一度汽笛を鳴らすと、今度はバック運転で駅まで戻ります。


ED402号機の顔の真ん中に付いている、乗降扉から外を見てみました。
デッキで風を感じながら乗るのも良さそうですが・・・ちょっと危険ですね。


比奈駅に戻ってきました。 戻ってくる途中で、吉原行きの電車とすれ違いました。


乗車体験が終わった後は、垂涎の撮影タイム。こじんまりでメカニカルな運転台を1枚。


年季の入ったマスコン。


貨物列車の運転ダイヤ。吉原方の運転席のため、吉原行きのダイヤのみ記載されていました。


味のある注意書き。既製品のフォントに、これは真似できません。

写真を撮影していると、機関士さんより「何か聞きたいことなどはございませんか?」と質問されました。
写真を撮ることで頭が一杯だったのでいい質問が思いつかず、とっさに

「機関車によって運転時のクセがあると思いますが、ED501号より(車齢の若い)ED402号の方が運転はしやすいのですか?」

と聞いてみました。
すると機関士さんは、

「実は、ED501号の方が運転はしやすいのです。ED402・403号は停車時にガクンと停まる感じがありますが、ED501はスーッと滑らかに停められます。連結作業などの時は特に、ED501号の方がやりやすいのです。」

と、意外な回答を下さりました。老兵・ED501号は今でも、後輩に負けない活躍をしているようです。


比奈駅ホームより。他の方の乗車体験時には、手前側に居たED402号が居なくなるのでこんな写真が撮れました。 この場所だけ、「昭和」で時が止まったかのような雰囲気です。


次の搭乗者を待つ機関士さん。この日は5~6人の参加希望者がおり、1人ずつ乗せて運転していたので、運転の様子を何度も撮影することができました。


同行した友人Yを乗せて走り出すED402号。乗っていたときには気づきませんでしたが、デッキには作業員さんがしがみついていました。


そしてバックで戻ってくる際には、作業員さんが安全を確認。青旗を掲げて、機関士さんに知らせます。


バック運転時、ずっと作業員を凝視してマスコン・ブレーキを操作していた機関士さん。
首が疲れそうです。


岳南江尾行きの電車が入ってきました。
丁度ED402号機も戻ってきて、3台の並びが実現しました。

7000形電車は、1997年に京王3000系の中間車に運転席を取り付けて誕生したものです。
平成生まれなのに、とっても昭和チックな顔つきをしています。
この写真を「昭和5×年撮影」と言って紹介してもバレないかもしれません。

和気藹々としたムードの中、本日の乗車体験会は終了。
吉原行きの貨物列車が出発するまでまだ時間があります。
その間にお昼ごはん(朝ごはんを食べ損ねたので、『ブランチ』ですが)。前回は食べられなかった「アレ」を食べに行きます。

今日の記事はここまで。
お読みいただき、ありがとうございました。

 


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