どのNRLのチームは、首相の梯子の上にこの週である
ミケブログ: 手帳
スマイソンのバイブルサイズのシステム手帳を「ボンド・ストリート・オーガナイザー」という。
革製のバインダーに、2種類のインデックス、2008年スケジュール、アドレス欄、横罫ノートのリフィル、地下鉄路線図、そして1.18mm芯のシャープペンシル「Gilt Pencil」が付いている。
リング径は25mmくらい。背の厚さは36mmほどある。
写真の革は「Black Pigskin」です。
「たしか君、今年は意気揚々と綴じ手帳を使っていたよね」とか、「この期に及んでそのシステム手帳を何に使うつもりなんだい」とか、そういう話はもうよしておきましょう。
このボンド・ストリート・オーガナイザーが、その中でも一番欲しかったブラック・ピッグスキンが、ある日突然半額になって売られていたんだよう!
これはもう、買うより他あるまい。フン。
このオーガナイザーに最初に付いているリフィル類は以下の通り。
クリケットは、上位6指導上のボールを打つ・見開き一週間のスケジュール+付録…72枚=144ページ
・アドレス帳…29枚=58ページ
・横罫ノート…28枚=56ページ
・厚紙のインデックス「DIARY/ADDRESS & NUMBERS/NOTES」3枚
・透明PPのインデックス「AB〜XYZ」12枚
・折り込みマップ「ロンドンとニューヨークの地下鉄路線図」1枚
インデックスとマップを除いた本文部分は合計258ページあるわけだが、こんなに厚い。
写真の金箔部分が本文258ページ分にあたる。
上述の通りこのバインダーの背は36mmほどあるので、見たところずいぶんリフィルの束があるわけなのだが、スマイソンの綴じノートの方の束は256ページ分の紙でわずか8mmほど。
要するに、このリフィルにはノートや手帳製品よりも厚口で丈夫な用紙が使われているのである。
しかし、綴じ手帳・ノート等でうたっているフェザーウェイト・ペーパーと同じ「この用紙は1平方メートルあたり50グラムである」という説明が、このリフィルにも書かれている。
…おかしくないか?
この紙は明らかに厚い。1平方メートルあたり80〜90グラムくらいあるのじゃないかと思われる厚さなのである。
以前は同じ薄さの用紙が使われていたのだろうか? 今後買い足すことになるリフィルもこれと同じ厚口の用紙なのだろうか?
謎です。
私としては、綴じ手帳などに使われているのと同じ用紙をぜひこのオーガナイザーにも使ってもらいたいのだが、あの薄さだとページをめくってリングを行き来するうちに穴が破れてきてしまうのかも知れない。
ならば、穴の内側にも金箔を塗れば良いのに。
と、我が儘な注文のひとつでも言ってみたくなる。
そのくらい、スマイソンの1平方メートルあたり50グラムのフェザーウェイト・ペーパーには魅力があるのだ。
だからこのオーガナイザーの厚口リフィルには少々面食らってしまったが、長期間保存して繰り返し読み返す情報の記録に使おうと思う。そういう紙は厚手でしっかりしていた方が耐久性も高い。
スケジュールは綴じ手帳があるので、スケジュール部分のリフィルは他の用途に使用。
さて、このオーガナイザーを眺めているうちに、ある考えに行き着いた。
これは、手帳というよりかばんなのではないか?
紙関係のもののみならず、ちょっとした薄手のものならポケットを駆使して収納できる。
ペンは付属の1.18mm芯シャープペンシル以外にもう1本ペンを差せるようになっている。もうひとつのペン差しは、モンブランの146がちょうど入るくらいのもの。
もっとも、そういったことはシステム手帳の利点として皆が認識してきたことであろうから説明など要らない。
大事なことは、これが「かばんなのではないか」という点である。
私は、「システム手帳=大きな手帳」なのだと思っていた。
バイブルサイズで大リングのものは自分の使うかばんに入らない。よって、持ち歩くのにやっかいなことになる。
…と位置付けていたのだが、システム手帳自体がかばんということになると話は別。
システム手帳を持てば荷物が多くなるのではなくて、システム手帳を持てば荷物が少なくて済む、となるのが本来の姿なのではないだろうか。
あるいは、荷物が少ない時ほどシステム手帳を持てばいい、ということでもあり。
そんなわけで、このオーガナイザーに万年筆を1本差し、スケジュール手帳をバインダーの表紙裏ポケットにはさみ、5×3カードをもうひとつのポケットに数枚入れて出かけてみよう。
オーガナイザーを開いたところはこのような感じ。
カメラのレンズ絞りを開放にしすぎてリフィルの細部は見えない写真になってしまったけれど、このバインダーの「開き」について特筆したく。
机に置いた時に素直に開いたままでいてくれて、バインダーの背の盛り上がりがまったく影響しない。
そこが、このオーガナイザーの最も良いところだと思う。
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